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2015年8月4日火曜日

173-20150804


フィルムで撮影した写真は何と言葉で表現すれば、一番しっくりとくるのか分からないけれども、アートフィルターが施されとても素敵な雰囲気で写る。
僕は普段の日常的な写真などを多く撮るのでディジタルの比重が高くなってしまっているけれど、もしも作品を撮るということだけに意識を置くならば、ディジタルは手元に置いておくこともないんじゃないかななんて思える。
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そんなこんなとは別に、僕みたいなプアマンはリッチに最新のM型を購入して、ノクティルックスやズミルックス、アポズミクロンだなんてそんな機材を手に入れ使用することなんてちょっと現実的に難しい。
なのでM型にこだわらず、Leica Xを視野に入れるのもいいかもしれないね、なんて考えも浮かんでくるのだけど、二の足を踏んでいる(恐らく描写も僕の好みだと思う)。
やれやれフットワークが重くなったね、若い頃は良いと思ったらすぐ動いていたのだけど。

2015年7月20日月曜日

172-20150720


久しぶりに見る姿にあっと言う間の時間を感じる。
腕や身体、全てが繊細さを覚える程に細くて、簡単に壊れてしまいそうでドキドキした。
ちょっと鼻が詰まって、呼吸に苦しさが垣間見える様に心臓がキュッとなる苦しい思いをした。
今もまだ危うさを感じる部分もあるけれど、ハムにそっくりだねと笑えるほどにぷくぷくと太り、笑顔から生のエネルギーを分けてもらえる。
また、あっと言う間に親離れする頃にまでなってしまうのだろうか。
日々を緩慢に無感情に過ごさず、集中力を持って時間を愉しみたいね。
疲れちゃうかもしれないけれど、絶対に素敵な時間だと思う。
ゆっくりするのはその後でいいかもしれない。

2015年7月13日月曜日

171-20150713


僕はフィルム写真をアートというわけではなく一般的な使用法、主に日常的な写真を撮影して楽しんでいるので、自分で焼き付けるなんて考えることもなく楽しく撮影し、その結果に一喜一憂している。
ほんの少し前、と言ってもたった数年前のことだけれどフィルムの現像プリントの料金は1,000円を下回っていた。なので気軽にバシバシ撮って、ほいほいと現像プリントというサイクルができていた、しかし最近はフィルム一本撮影するのに2,000〜3,000円なんて当たり前、楽しむという用途にしては費用がちょっと現実的ではない、ワンシャッター切るだけでガリガリ君が一本食べられるかもしれないそんなお値段。
気づけばディジタルで撮影することが多くなり、そして撮影したフィルムも大手カメラ店を除けば郵送という形でしか現像プリントを得ることができないので、面倒だなあなんて冷蔵庫の中に一本、また一本と溜まっていくわけだ。
潜像していた絵が消えちゃうぜ、と先輩カメラマンに示唆されそいつは不味いねとようやく溜まったフィルムを現像プリントに出した。
似たような写真はディジタルでも撮影していたはずなのだけれど、写真、ものとして見る日常の風景はどことなく現実感を感じ、過ぎた時間に対してノスタルジックな感傷を喚起する。娘がまだ産まれておらず、一人だった坊主の表情。いつの間にかなくなってしまった道具。

なくなってしまったんだな、ではなくそこには確かに在ったんだなという気持ち。

2013年7月4日木曜日

004-20130704


先日、赴いた海にはPowerShot G1Xともう一つ、
完全に趣味のカメラですがLeicaM4を持っていってました。
このライカ、自分は写真で生きていくと決心して、
一生使える、そして早すぎる考えかもしれませんが死の傍らに置いておきたい、
信頼できる相棒となれるカメラとして購入したもの。
今から考えても高い買い物だ...
そしてやはり古いカメラ、ちょっと低速シャッターが正確に機能していません。
機会を見つけて、ちゃんと修理してあげないと。
そしてレンズも高価で、未だに自分の好きな焦点距離50mmのエルマー1本^ ^;
広角・中望遠・マクロと揃えて、しかもズミルックスでーーなんて夢想します。
まあ、ゆっくりやっていきましょう。

このレンズ1本のレビューですが、ライカの写りは驚愕としか言いようがありません。
非常に高価で確かにコストパフォーマンスは最高に悪いですが、
その値段に価値を見いだせるか、と問われれば十分に見い出せる。
柔らかく・優しい雰囲気を包括しているのにフォーカス部分はものすごくシャープ。
そして線は細いはずなのに、まったく攻撃的ではない。
このカメラ・レンズで日常の写真を撮り溜めている時、
本当に宝物1枚1枚を、大切に収めていっていると感じます。

コストパフォーマンス、カメラとしての性能などただ今の僕には
仕事として実用的ではない、そして見合っていないライカシステム。
しかし実力的にも年齢的にも見合うであろう40・50代に使ってみたいなんて考える。

今度は坊主ではなく相方写真。
修理して帰ってきたニコマートと一緒にパチり。
ライカの描写とは別にちょっと線の太くなってきた相方さん。
それをごまかすために足を曲げて・ヒップを上げて。
うん、ちょっと細く見えます!