ずいぶん寒かったし、時刻も夕刻だったので「今日は我慢だよ」と言うとご立腹。
それじゃあ仕方がない、その心算というものをしておけばよいのだ。
惚れ惚れする空気感、果たして僕はこの後X-Pro3に無事(?)満足できるのだろうか。
本日のハナ(猫)すごいところに頭乗せて寝てた。
今日も空いた時間はGFX50R片手にテストテスト。
まあ、テストと言ってみてもしっかりとした検証なんて考えていない。ただ普段と同じように撮影するうえでどのような違いを見て・感じ取れるか、自身に適しているかどうかを判断する。というだけのこと。
素晴らしいセンサーでハイライトもシャドウもしっかり描写されていてすごい!とかあっても、結局のところ好きになれなければ意味がない。
一緒にお借りしているGF35-70mmは開放絞りが暗く、f/5.6にすることで通しとして使用している。5.6くらい絞るとやはりボケ感は薄いけれど、ボケが薄い中でも被写体がしっかり背景から分離するのはラージフォーマットのおかげだろうか。
何気なくシャッターを切る、そのシャッターを切った意味を言語化できずとも、やはり何かしらを感じたわけで、その何かしらが埋れてしまわずに結局は説明はできないけれど、その要素を感じとることができる。
うーん、省くことも大切だと思っていたけれど情報量は偉大、なのか。
坊主と娘と早速、GFX50Rを片手に撮り歩き。
機械面の第一印象として、シャッターが重めの印象で撮影している感を強く味わえる(何枚もパシャパシャ撮る行為が減る)、その影響か大きいカメラを持ってることがあまり苦痛でないこと、です。楽しい。
5000万画素オーバーのカメラで心配していたけれど、僕の古いiMacでも苦痛を覚えることなく現像できます。
とりあえずまずは妻と娘のポートレートをパチリ。
.
お借りしている間に色々な被写体を試して、フォーマットサイズの違いを大いに体感したい。
ずっと気にはなっているラージフォーマット。
フルサイズとAPS-Cにおいて、出てくる写真に違いはあれど差はないと思える程度だったもので、大枚を叩いたところで自身の写真が次のステージに登ることができるのか、という疑問が常々あった。
同時にフルサイズやAPS-Cといったフォーマットにおける軽快さ・柔軟さをスポイルするようでいまいち踏み込めない領域だった。なかなか手にすることができないカメラゆえ、テストすることさえ叶わなかった日々。
この1週間でそんな不安を一掃したい。