2016年9月10日土曜日

237-20160910


まさか自分の人生において猫を飼う日が来るなんて、全く思いつくことすらなかった。
車の下、タイヤに寄り添って夜の間ずっと鳴き続ける子猫を見つけた時には、やれやれどうしたものかななんて思っていたけれど。
親猫は迎えにくるのかな、我が家は残念ながらあなたを受け入れることはできないよ、なんて言っても僕がアレルギーを持っているからね。
一昼夜過ぎて、それでも鳴き続ける彼女を見ていると、僕の猫を飼うことができないという気持ちは変わらないつもりなのだけれど、なんだか予感のようなものを感じる。
家族が増えるのかもしれないね。

このままもう数日だけ様子を見て親猫が迎えに来ないようであれば、子猫が偶然自分の敷地内に居つくなんて出来事は僕の人生においてなかった、これはちょっとした巡り会いかもしれない、その時は受け入れよう。

そしてまあ、妻の迅速な動きも相まって子猫はただいま我が家の彼女のために購入した、おいおい大きすぎだろうなんて思ってしまうゲージの中でのんびりとしている。そんな彼女に娘は嬉しそうに話しかける。うるさいくらいに。
野良だった子猫は信じられないようなスピードで僕らを受け入れてくれる。
とても幸せな日々だ、うん。

さあ、心配事は僕のアレルギーです。結構、強めなんだけどな。