2016年9月6日火曜日

236-20160906


新しいカメラが欲しい、コンパクトで軽快そしてズームレンズが装備されていて様々なシチュエーションに応えてくれるような、そんなカメラ。あとEVFも欲しいね。
もしもそんなカメラを小脇に携えてなんかいれば、僕の足取りは軽快になり様々なシーンと出会い、光に出会い、コンパクトなボディに据えられた贅沢なズームレンズはそれぞれに適したフレーミングに切り取ってくれるだろう。そして最新のEVFは僕に露出の新たな可能性を示唆してくれるかもしれない、僕の想像していた世界はくるくると露出ダイヤルを回すだけで、ほら、頭の中にはなかった知らない別世界だ、みたいな。

だけどね。
近頃、5Dmark2いわゆるフルサイズにFナンバー2.8の世界が非常に気に入っている。
僕の嗜好する写真を撮る行為において、さて、何を重要視しているだろうか。
上記のご機嫌なカメラで楽しくパチパチリとすることなのか、それとも最終的に出力される写真か。
はあ、ワクワクの気持ちは僕の胸中を充足させているのだけれど後者だよね。うん。

仕方がないのでEF40mm F2.8 STM、パンケーキレンズを装着、カメラとこのレンズを一つの集合体と思い込み「フルサイズコンパクト」なんて言いながら自分の気持ちを誤魔化している。いや、写真はすっごい良いですよ。

全然、コンパクトじゃねえけど。